4月に義理の母が亡くなった。
くも膜下出血だった。
倒れて数時間後に亡くなった。
こんなに早くお別れが来るとは思わなかった。
お葬式を経験してわかったこと
喪主は旦那さんがすることになり。
わたしはなにをしたらいいのか?
いつか親は亡くなる。
わかっていても、いざその時をむかえてわからないことばかりだった。
なので今日は、そんなわたしのこうしておいたらよかったなぁ~とおもうこと、
と情けないと感じた話をしていきます。
なにかあった時の連絡先をしらない
病院の先生から、
「身内の方に連絡しておいてください👨🏻」といわれ仕事中の旦那さんに連絡をするも、連絡がとれない!!💦
(仕事中だから当たり前…)
旦那さんの妹さんに連絡しようにも、義父は家に携帯を忘れていて、わたしは義妹の連絡先をしらない💧
この時わたしができるのは、旦那の連絡がくるのを待つこと。
なんで!!会社の電話番号と義妹の連絡先ぐらい登録していないかと後悔💧
時間との闘い
義母がなくなってから、ゴングがなったかのように物事がスタートしていく💨
よく悲しむ暇もないとは、このことかというように忙しくなる💦
まず、看護婦さんから
ご遺体をどこに搬送するのか?葬儀場は決まっているのか?
さっきまでみんなで泣いていたのが、嘘のようにどうする?どうする?💦とわちゃわちゃ状態。
葬儀場は旦那さんと義両親が、セレマの会員だったので、セレマに連絡をして折り返し連絡をすることに。
家族会議
急いで家に帰って、そこから家族会議がはじまる。
まず、葬儀屋さんに連絡をして
どこに遺体を搬送するのか?
セレマでもどの葬儀場があいているのか?
お通夜とお葬式の日程決めなど。
それにくわえて、親戚の人への連絡。
病院からどうなったのかの確認の連絡💨など、家の電話はつねになるし携帯にも連絡がはいるしで、何が起きているのか、わからなくなる💧
話しが決まったのか決まっていないのか、わからないまま遺体の搬送の準備ができたと連絡が入り病院に戻る。
喪主の妻のお仕事
わたしは喪主の妻ってなにをしたらいいの?長男の嫁ってどうしたらいいの?
結婚して3年…親戚の人に会うのは、お葬式がはじめて💦
というのも、わたしたちは結婚式はぜず家族だけで写真をとることにしているので、まだ親戚の人にあったことがない💧
わたしの母に連絡して、「どうしたらいいの?🤨」と聞いてみた。
とりあえず母に言われたのは、食事の時のお手伝いやお茶くみをして動きまくれ!!と指導された。
よし!!ここは、旦那さんを支えるためにも、私ががんばらないと👍と意気込んでお通夜をむかえた。
お通夜がおわり、テーブルの上に食事が並ぶ。みんながテーブルにつく。
んっ?んっ??んっ???
何もしなくていいんかいッ!!
ちょっとしたお酌をしたりしたけども、親戚の人にあいさつをして。
その後は食事をして義母が生前どんな人だったのかの話を聞いて時間がきたのでおわった。




もう拍子向け(;´・ω・)
昔田舎でおばあちゃんのお葬式をしたときの記憶では母はつねに動きまわってたし。
小さいながらに母の手伝いをした記憶があったから、都会になるとこんなもんなのかぁ~・・・とカルチャーショック。
お金がかかる
お葬式には、お金がかかる。
これは、親などお葬式を経験した人からは聞いていたけどやっぱりお金はかかる。
義母が死んだのに…こんなことおもうなんてという気持ちになるが、そこはやっぱりこれからの生活もあるので寂しくて泣いていても涙がとまる😑
旦那さんと義両親は、なにかあったときのためにセレマで積み立てをしていた。
金額的にあまるだろうと、予想していたのだが!!



それによ?京都はお坊さんのお値段が高いとのこと💰なので、お葬式にかかる費用で検索をするも、それよりもはるかにかかるのよ✋
お葬式にかかる費用でいうと約100万ぐらい。
そのほかにお坊さんの食事代などもろもろ合わせると金額的に約300万。最低でもあったほうがいい。
お金なんてあったことに、こしたことはないけど、だいたいこれくらいは用意しておいたほうがいい。この金額も、呼ぶ人数や規模によってかわってくる。
ちなみにわたしのところでは
- お葬式の参加者は30人ぐらい。
- 親戚の宿泊代。(義妹もち)
- お通夜の食事代。
(お葬式とは別料金) - タクシー代や細々した事。
(お香典返し、お葬式の家族写真など…)
規模的にいうとそんなに大きくはないけれど、余裕をもって用意しておいたほうがいいです。
お葬式のプランは決めているもののそれ以外、食事代や祭壇の飾りに納骨の箱などオプションになるので、すべてに細かく金額がきまっている。
お葬式にとった集合写真も3枚までは無料。
親戚の人は、欲しいという人が多いので、人数分用意した。
(ちなみに写真は1枚3000円だった。)
これも、写真はプランに含まれていて、ことわることはできず。お葬式にきた人は全員参加できるのでそりゃ、欲しいという人は多いからけっこうな金額になる。
今のお葬式は戸惑いが多かった
旦那さんとわたしが戸惑ったのが、お葬式の仕方がおもっていたのと違うこと。
といっても、わたしが記憶にあるお葬式は、30年前のお葬式🤔まぁ、30年前だからだいぶかわっているとは、おもっていたけどこんなにも違うものかと。
旦那さんは、田舎のお葬式にくらべたらだいぶ楽だったと。
まずよかった点。
よくなかった点。
自分の親がしていたお葬式にくらべたら楽な事の方が多かった印象。
ほとんどのことは、葬儀屋さんのプランに入っているし食事も手配してくれる。
でも、どこか淡々としていて、流れ作業てきに感じる部分もある。
お葬式が終わってすること
お葬式がおわっても、やることはたくさんある。
死亡届を出しに行ったり、義母の仕事先の人が仕事をとりにきたり。
(縫製の仕事をしていたので、返却をしたり。)
お葬式に呼べなかった人への連絡。携帯の解約。銀行の解約など。
なにかと細かい事務作業的な事が多い💦
旦那さんを見ていて、親であっても知らないことわからないことがあるんだと思った。
それに書類など探すのに部屋に入ると壁には、家族の写真があった。
そこには、あたり前なんだけど、義母が生きていた人生がつまっていた。自分が知っている家族以外の家族のカタチ。
1番大変なのは、遺品整理かもしれない。
なぜなら、1つ1つに母として妻としての思いやりや優しさが感じ取れるから。義父も整理をしないといけないといっていたけどそう言った後ろ姿はとても寂しそうだった。
知っておきたかったこと
今回義母のお葬式をして、いつかこうなるとおもっていても、正直まだまだ先になるとおもっていた。
「まだ親が元気なのに、準備なんて縁起が悪い!」とならずに自分で知識を持っておくことは、悪くないとおもう。
お葬式ってそう何度もすることもないから、それにこの経験をして、自分のお葬式はどうしてほしいのかという話を旦那さんとよく話すようになった。
たとえば、直葬というやり方もあって。
お通夜やお葬式はしない火葬のみのやり方もある。
旦那さんは「俺の時は直葬でいい。」といっているけど。
本当にそうするはわからないけど、そういうお見送りの仕方もあると知っているだけでもいいと思う。
本当は最後はきれいに見送ってあげたいとおもうのが本音だから。
葬儀屋の説明会に行ってみる
調べていたら定期的に葬儀屋さんでは、説明会をしている。どれぐらいの予算が必要か?どんなお葬式にしたいのか?などをセミナーで勉強できる。
それに、いざその時が来きたときに、テレビで見たからとか家族だけだし、安くてこじんまりしているところでいいかと、決めてしまうと以外とお金がかかってビックリしたというのをよく聞く。
お葬式はスピードとの戦いでもあるから、亡くなったとなってから、病院からは追い出されるかのように「どこに搬送しますか?」と言われるし。
葬儀屋を決めたら、「明日何時に打ち合わせをしましょう。」といわれて。
あれよあれよと、何がなんだかわけがわからないし。
その間も、必要書類だの、親戚への連絡やら、ご遺体の付き添いなど睡眠もとっているのかとっていないのかわからない状態。
そんなに?!となるだろうけど、ホントにバタバタしている💨
でも、説明会があると知って(。-`ω-)
行っておけばよかった思う。だってお葬式の相場ってしってますか?した人に聞いても、くる人数や規模で金額は変わるし。
葬儀屋さんでも金額はかわる、テレビのCMを見て安いからここにしようとおもっていざ頼んだら、「めっちゃお金がかかって、ぼったくりや!」と聞いて「葬儀ってお金がかかるんだぁ~😭」とビビりちらかすより。
自分の目で見て聞いて学んだ方が時間にも、心の余裕にもつながるから、もっと早く知っておきたかった1つ。
お葬式が終わったあとの生活
お葬式が終わってからは、旦那さんは役所の手続きなど大変そうで💦
必要な書類を見つけるのも一苦労。
それに、うちは同居しているので、義母が使っていた仕事場の(縫製の仕事をしていたので)整理が待っていたり。
それに、マンションのローンも残っている状態で、生活費は義母が助けてくれていたので今後はどうなることやら…?
それに、同居も解消しようかとなっていたので今の状態で義父を1人にさせるわけにもいかない。
旦那さんとはしばらく様子をみようとなっている。(内心これからどうなるのか不安ですけどね💧)
で…
これが、わたしの両親だったら?わたしの母は、リュウマチで1人で買い物にもいけない。
もし父が先にいってしまったら?となると姉と相談して、母をどうするか?
今両親が住んでいる家はどうするのか?
問題は山ずみです(。-`ω-)そうなってからでは遅い!!ので、考える機会をあたえてくれた義母に感謝です。
義母が最後におしえてくれたことのまとめ
同居をしていてよかったとおもったのは、緊急の時に、そばにいれたこと。
わたしは決していい義娘ではなかった。
病院についてからも、どうしていいのかわからず戸惑うばかり。ICUに移動して、一度義父は携帯を取りに家にもどりこの間ICUには義母とわたしの2人。
きっとこんな時は、旦那さんや義妹さんにそばにいてほしいだろうに、とおもった。義母が亡くなって、家に帰ると旦那さんから、「そぼにいてくれてよかった。ありがとう。」
義妹さんからも「本当にありがとう。」といわれた。
わたしはなにもしていないし、なんの役にもたっていないのに。
わたしの母に連絡をして、みんなが来るまでのあいだこうおもっていたと話すと「それも縁だから、最後に話したかったんじゃない。」と言われた瞬間涙があふれた。
義母が本当にそう思ってくれていたかはわからないけど、義父や旦那さん義妹さんに親戚の人たちがほんとうに優しい人ばかりだった。
それは、義母が優しい人だったからみんなに引き継がれているんだなぁと感じた。
短い間だったけど、義母の義娘になれてよかった。
葬式もいいお葬式だったと旦那さんに話すと「あれでよかったのかなぁ?ごめんなこんな旦那で。」と泣いていた。
喪主というプレッシャー。はじめての親のお葬式。右も左もわからない。なんの役にもたてなかったとおもっていたわたし。
わたしから見た旦那さんは、頑張っていたしそんなプレッシャーと戦っているようには見えなかった。それに、お葬式は残った人の心を癒すためなんじゃないかとおもう。
旦那さんは、「俺の時は、あんなにしなくていいから。」としきりにいってくるけど、わたしも立派なお葬式でなくていいとおもっている。
でも、本音はきれいにして見送ってあげたいとおもっている。大切な人の最後だから。
あれでよかったのか?本当はこうしてあげれたら。と自分が後悔しないための準備をしておくことが大事だとおもった。



